もうすぐクリスマスですね ♪(2021/2/21リサイタル曲解説シリーズVol.3)
こんにちは🌝 私としては久しぶりに投稿します、佐藤です。
すっかり真冬並みの寒さで、練習で手の小指パキパキ🧊 練習ではかじかんで弾きにくくなってきました...。
外気に曝された指はいきなり動かさずに、部屋の中で暖まってから演奏した方が良さそうです😅
そして巷はすっかりクリスマス気分ですね♪
街中にクリスマスの音楽が流れると心が躍ってしまいます!
今度私たちが演奏するバレエ音楽「くるみ割り人形」もよくクリスマスシーズンに公演されていることはご存知でしょうか?
デュオとして私たちはランゲリの編曲連弾を演奏するわけですが、もとはバレエ作品です。
そのバレエの内容がとてもメルヘンチック...!🥰
チャイコフスキーは純粋な感性の持ち主だったそうで、おとぎ話のようなファンタジーな世界を表現することは得意でした。
主人公はクララという少女ですが、クリスマスイブにくるみ割り人形をプレゼントされたんですが、兄弟で取り合いの末壊してしまいます。
(いやおじさん2つ用意したげて!😅)
真夜中の12時になり、クリスマスに差しかかった瞬間、何故かは分かりませんがクララはくるみ割り人形と同じ大きさになってしまいます。😱
同時にネズミの大群が押し寄せ、危険な状態に。ピンチです。
ピストルの合図が入ると、くるみ割り人形率いるおもちゃ艦隊とネズミの大群の戦争勃発です。
切迫しているようで、原寸大で見れば小さいおもちゃが次々とネズミに襲いかかるわけで、なんというかとても可愛らしいです。
戦闘が終盤に差し掛かった段階でくるみ割り人形とネズミの王が一騎討ちになり、くるみ割り人形が劣勢の中、クララがスリッパをネズミの王に投げつけて撃退したそうです。クララスゴイ👏👏
ここで場面が一転、くるみ割り人形が王子に変身しています。クララをお菓子の国に招待してくれるそうです。クララが命の恩人としてパーティーが開催されるわけです。
曲中に金平糖の踊りというものがありますよね。お菓子の国ですからそのような踊りもあります。その他にアラビアの踊り、中国の踊りなど、様々な踊りが披露され、クララは祝福され幸せの絶頂...☺️となりますが、永遠に続くことはなく...。
「ハッ...!(目覚める) 夢だったのね!!!」
こうして物語は幕を閉じます。
ディズニーで出てきそうなメルヘンチックで楽しいおとぎ話ですよね😄
内容だけでなくバレエの中で用いられる音楽もとてもチャイコフスキーらしく繊細でメロディック、そして楽しいものとなっています。
中でも私のおすすめは「花のワルツ」🌺です!全曲の中でもっとも華やかで有名な曲ですね。メランコリックな部分が多少表れますが、その後はさらにヒートアップし、より一層豪華な雰囲気で華麗に終わります。
バレエ版もいいですが、連弾版もいかがでしょうか?✨